てきさすくろっくたわーおーけすとら

秋の到来をこばむかのように鳴く蝉の声、はれたら日中はまだ気温が30度近くまであがるも、夕晩のすずしさがここちよい今日このごろ、「あー夏も終わったなー」なんて思いながらBen Grimの“The Summer's Really Over”を聴いたりなんかして。そんな90年代中後期にかつどうしていたメロディック/ポップパンクバンドがぼくはとても好きで、聴くたびに「いつ聴いてもさいこう」なんて思ってる。まいにち聴きまくってさすがに飽きたこともあるけどね。

ところで、Texas Clocktower Orchestraというバンドをきのう見つけたんだけど、Bandcampにて曲を聴いてみたらば、いわゆるCruzianなポップ/メロディックパンクが飛び出してきてびっくりした。ぼくがこの手のスタイルの音楽が好きなので、こんなバンドがまだいたのかという驚きもあるけど、なんとBen Grimと同郷のアメリカのウィスコンシン州のニーナというところのバンドで、しかもかつどうしていた時期も同じだった。どちらもDescendents/AllやBig Drill Carあたりのえいきょうを受けたサウンドを鳴らしているわけで。ここまで共通点のようなものがあるのに、なぜいまのいままでこのTexas Clocktower Orchestraという名前をいちども目にしたことがなかったのだろうか。バンド名自体もすごく目につきやすそうなのに。

そんなTCO(バンド名長いから略す)は音源を3枚残しているようだ。EP2枚にアルバム1枚と、調べたらいちおうぜんぶCDでのリリースとのことだけど自主で出してたのかな。Bandcampにて3枚とも聴ける。サンクスリストみたいなのにBen Grimの名前も載ってる。つまり両バンドは交流があったわけだけど、TCOに関してはほんまに聞いたことがなかった。それはそれとして、このTCOなかなかいい。一連のCruzianなバンドが好きな人は好きだと思う。

Texas Clocktower Orchestra: Bandcamp