すぃんく

スペインはマドリードのZinc!コンピを除くほとんどの音源をポップパンクファンにはお馴染みのRumble Recordsからリリースしており、唯一の例外かはわからないけど2ndアルバムの『Old Mundo Punk!』は別のレーベル(Soulforce Records)から出ている。各所で云われるようにノルウェーのLife...But How To Live It?を彷彿とさせるとこがあり、哀愁を放ちながら激しく疾走するメロディックなハードコア。そこにアメリカのDescendents/All的なひねくれを加味したかのような、なかなかのイカレ具合。クセがあるけどハマればクセになると思う。いつからいつまでこのスタイルなのかは自分にはわからない。3rdアルバムでは変則性やハードコア色が薄れた反面、もっとロックっぽいというか、さらにキャッチーになって泣き度の高い歌がいっそう映えるエモーショナルメロディック的な感じ。ZincのFacebookを見たら去年10月にアルゼンチンのBoom Boom Kidのヨーロッパツアーの告知をしてたようだけど、Zinc自体は今も活動してんのかな? ちなみに2ndアルバム(2002年作)にはそのBBKのNekroが参加&共作の曲もある。