ちゃいにぃずばぁんずゆにっと

オーストラリアのシドニーのポップパンクバンドChinese Burns Unitが新作となる2ndアルバム『Cash In The Dull Days』を発表している。

すでに昨年よりLPのプレオーダーが始まっており、現時点ではまだバンド/レーベルの手元にレコードは到着していない模様だが、先日バンドのBandcampにて全曲公開され、アルバムの視聴・ダウンロード購入が可能となっている。年内には同じくCDでのリリースの可能性もあるようだけど正式な発表はない。
※うちの名ばかりディストロで入荷する予定はありません(この体たらく…)

Chinese Burns Unitは90年代にLawnsmellをやってたGlennoさんとFrenzal RhombのJayさんによって結成され、あとぼくの知っているところではThe Optionalsのメンバーも在籍している。2ndフルレングスが5年以上の製作期間を経てついに完成。それだけの時間がかけられた今作だが、個人的にはバンドの最高傑作なのではと。軽快なリズムにコーラスもたっぷりなめちゃくちゃキャッチーなポップパンクで、Hard-OnsやParasitesなどが好きな人も好きかもしれないと思ったり、自分的にはCruzianな感じを好む諸氏も気に入るんじゃないかと思うのだが、どうだろうか?シンプルでありながらときに意表を突くような"ひねくれ"が良い塩梅に一癖ある味わいを生みつつ、ほっぺたも落ちてしまいがちなグッドポップメロディーの宴。

 

余談だけど、ギターボーカルを務めるGlennoさんはグラフィックアーティスト/イラストレーターであり、自身のバンドも含め数々のバンドのアートワークを手掛けたりもしている。そんなGlennoさんの初となる日本での個展が昨年の9月〜10月に京都で開催されていたらしい。そのときはそんな催しがあったことすらぼくは知らなかった。本人も1日だけは会場に来ていたらしいから、LawnsmellのCDを持って会いに行ってみたかったなー。

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Lawnsmellもかっこいいよー。