りゔぁーす

知らんかったけど。何すかこれ?


UKのストーク・オン・トレントのReverseの約20年ぶりの新録音曲とな。

再結成してこれからバリバリ活動していくからよろしくってな具合のアイサツ代わりの新曲発表、というわけではなくて、なんでもReverseのギタリストであるDanさんの呼び掛けによるホームレスの人々を支援するためのチャリティアルバムへの参加を目的に2018年11月に2曲録音したんだと。オリジナルメンバー3人に同郷ストークの現行メロディックパンクバンドOnly Strangersのドラマーを迎えた布陣でのレコーディング。そのチャリティアルバムはReverseの他に同メンバーの別バンドであるTin ChapelやThe Penny Dreadfulsなども参加した計6組がそれぞれ2曲ずつ提供した内容のコンピレーションとなっていて、こちらのBandcampに公開されている。尚、同作品を通じて集まったお金はSalvation Army Lifehouseというプロテスタント系の教会団体に寄付されるとのこと。

2018年録音とはいえ曲自体は2曲とも90年代活動当時に書かれた曲(もしかしたら昔のデモ音源とかには入っているのかもしれない)であり、自分が好きだった頃のReverseサウンドを聴かせてくれる。上に貼ったのとは別のもう1曲はバンド初期の曲だからか後期Exit Conditionの香りがする。とにかくReverseが新しく録音した曲を聴けるってだけで嬉しい。これがきっかけとなって今後本格的に活動再開、というのは過度に期待はできないのかもしれないけど少し動きもあるみたい。

余談だけど、昨年に1stアルバムを出したOnly Strangersもなかなかかっこいいよ。Iron Chicなどに影響を受けている世代っちゅうことでその手のUSバンドっぽさがあるけどLeatherfaceも感じさせてくれる。同じく現行のUKメロディックパンクでいうと、MisgivingsMean Caesar、あとHummerといったバンドたちもどこか似たものを個人的には感じるのでおすすめかもしれない。