この頃ちぇっくしたもの

個人的にこの頃チェックしたり聴いたりした音源のいくつか。

Bestiärio - MalViaje
Pocket Genius - Taverner
Hangtime - INVASION
Alien Boys - Night Danger
Better Off Dead - Sans Issues
NOTHING MORE - Game of Truth
LANE - A Shiny Day
Lygo - Schwerkraft
THE T.V. DINNERS - S/T
control - lette never sent

コロンビアのボゴタで活動するBestiärioが2作目のアルバムを昨年2018年にリリースしてた。心の底からの叫びのような愛と憎しみのフォークパンク。うちで入荷したDays n' DazeやBlackbird Raumといったバンドが好きな人にもオススメだと思う。昨年末に7年ぶりとなるPocket Geniusの新譜がひっそりとリリースされていた。これまでもカナディアンバンドになりすました最優秀アメリカンバンドとしてジュノー賞を受賞してきた(本人たちによるネタ)が、今作にはDoughboysをはじめとするカナダのバンドへのオマージュ曲も入ってて、持ち前のグッドメロディーを聴かせる素晴らしい作品。現在デジタルのみなのでフィジカル化されるのか気になる。一方、実際にカナダのトロントで活動するHangtimeは来たるべき新作EPリリースに向けて新曲をアップしている。こちらもDoughboys大好きバンドとして先のPocket Geniusとも共鳴するであろう爽やかで突き抜けたメロディックパワーポップパンク。今年の1月にDesolate RecordsよりLPをリリースしているカナダはバンクーバーの5人組バンドAlien Boys。哀愁を帯びた力強いサウンドはレーベルインフォで引き合いに出されているLa Fraction、それにPost RegimentやAssassinators等のユーロメロディックハードコアを想起させる。かっこいい。去年にDestructure Recordsより1stアルバムを出したフランスはアンジェのBetter Off Deadが2019年に入って単独7"とCookiesとのスプリットを立て続けに発表。歌詞をこれまでの英語から母語であるフランス語に変えたことが功を奏したか、楽曲はさらに情感を増したように感じられる。La Fraction meets Short Daysな哀愁パンク。Accidenteが好きな人もね。1992年より活動を続けるフランスのベテランバンドNothing Moreが2018年に4thアルバムをリリースしていた。Descendents/All影響下のCruzianメロディックパンクは今作でも健在であり、11年ぶりのアルバムということで気合い込もった作品。またフランスのベテラン、Les ThugsのメンバーがやっているLANEが1stアルバムを今年の3月に出す予定とのこと。デビューEPがわりと好きな感じだったので気になっている。今のところ"Winnipeg"という曲が先行で聴ける。ドイツのバンドLygoは2016年のミニアルバムに引き続きKidnap Musicから2018年にフルレングスを出していて、相変わらず初期Turbostaatを彷彿とさせるエモーショナルメロディックパンクだった。2013年に再結成した名古屋のTHE T.V. DINNERSの待望のアルバムは1曲目の"Letter"を試聴したらばかっこよくて。日本語詞ということで自分にとってはダイレクトに頭の中に入ってくるわけで、それが意味の連なりにならなくても音と言葉を通じて情景や感覚や感情が浮かんでは消えていくその感じが好きだなぁ。東京で活動するcontrolの初の7インチがもうすぐリリースされる。先日2/23に初売り企画が行なわれたそうだけど、正式リリース日は3/20とのこと。前作のテープもよかったけど、新しい7"からの1曲"letter never sent"を試聴したらばこれまた。サッドメロディック版Tonkaってわけでもないと思うけど、なんだろうこの琴線に触れてくる感じ。あと福岡のScreaming Fat Ratのコンプリート音源集や四国のTurncoatのニューアルバムなども楽しみ。それはそうと、いまだに手に入れておらず聴けていないChestnut RoadとNavelのスプリットがほしいけど、入荷してはるディストロさんでは軒並み売り切れだからなぁ。ゲットできるかなぁ…。