よき夜。

おとといの7/16(日)は、Pastwalker企画のライブ「We don't forget anything VOL.4」に行ってきた。

 

会場は阪急大宮駅近くのスタジオ246。この日は祇園祭宵山で、浴衣姿の人たちを横目に会場へと向かう。

スタジオ246に着くと、ぼくの着ていたWild AnimalsのTシャツを目にした人がいきなり話しかけてきた。
「おっ、いいTシャツ着てますね!Wild Animals最高っすよね。ぼくも火影に観にいきましたよ」
知らない人だったけど、こんなにふうに話しかけてくれてとてもうれしかった。

Wild Animalsはスペインのメロディックパンクバンド。今年の4月に来日ツアーをした。Wild Animalsはほんまに最高。ぼくがディストロを始めたのもWild Animalsのおかげ。だけどそんなに大した話はない。

 

企画者であるPaswalker/Die Communicationsのシゲくんと久しぶりに会えてよかった。元気そうでなにより。

ライブの一番手は大阪のSomething。ノリのいいメロディック/ポップパンクを聞かせてくれて、よき夜の幕開けとなった。

お次は東京から来てくれたShort Straw Fate。迫力ある演奏に気持ちがあがった。4人全員がボーカルとるのかっこいいね。

つづいて岡山の総社市からお越しのstrike three!は、ギターの人が本当に楽しそうに演奏するものだから、こちらまで楽しくなってしまった。

それから大阪のKUNG-FU GIRL。Wild Animalsのことで話しかけてくれた人がドラムの人だった。めちゃくちゃポップでよかった。

最後はPastwalker。完全にPastwalkerの日だったね。シゲくんの返しも含めて、トリにふさわしい冴えわたるパフォーマンスで、よき夜をしっかり締めくくってくれた。

 

ライブ後はSomethingのドラムの人が話しかけてくれて、ついつい自分の話ばかりしてしまった。よく考えてみたら、この日に話しかけてくれた人たちはみんなドラムの人だった。ありがとうございました!

 

個人用にゲットしたブツです。

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上:Pastwalker - second tune / forgettable days
ルフレコーディングによるデモCD(ライブ会場限定で、以前に出した3曲入りCD『Before time passes e.p.』に入ってた"keep it alone"のミックス違いを収録し、2011年のライブ映像をQRコードから視聴できる仕様となっている)。これめっちゃいいですよ。ギターが歌ってて胸キュン。そんでメロディーがすばらしい。90年代のアニメの主題歌ばりにキャッチーで耳に残る。歌詞もいい。Bandcamp

下左:Short Straw Fate - For the Heroes in My Record Rack
バンド名はUKメロディックバンドBroccoliの曲名からとったんだそうな(ぼくも大好きな曲!)。これはFixing A Holeからリリースされた10曲入り1stアルバム。1曲目のイントロから胸が高鳴る。青っ!blueじゃなくてgreenな青さ。とってもいいです。歌詞にもあるとおり、「レコード棚のヒーローたち」をリスペクトしつつ、ただの模倣に終わらず、自分たちの音を表現しようという気概がうかがえる。こういうメロディックバンドが出てきてくれてうれしいな。Bandcamp

下右:Something - Still Plaing...
デモ音源を経て、自主リリースされた初のアルバム。10曲入り。バンド結成のいきさつが書かれたライナーノーツが封入されてる。こういう大きな喜びを隠した小さなストーリーが好きだ。派手さはないけど、きっちりツボを押さえたメロディック。独特なポップさがクセになる。90年代だけじゃなく80年代的な空気感もある気がする。バンド名と同じ"Something"という曲が痛快なメロディックチューンですごくいい。歌詞も含めてバンドのテーマ曲っぽいなと思った。SoundCloud