ヤパヤパ!

7月30日(日)はThe Original Mixed-Up Kids企画の「IN SEARCH OF SPACE...」に行ってきた。また原付に乗って。目指すは神戸・元町!このまえ鳥取に行ったから、神戸って近いやんって思った。それでも3時間くらいかかったけど。ずっと街なか走ってたから暑かった。

元町駅の駐輪場に原付を止めて、元町高架通商店街、通称「モトコー」を歩く。モトコーはJR元町駅の高架下から西に伸びる商店街で、1番街から7番街まである。はじめはおしゃれな服屋さんとかもあるけど、西へ向かい商店街の番号が大きくなるにつれ怪しさとシャッターが増える。心なしか照明も暗くなっていく気がする。古着、古本、中古レコード、時計、靴、ジャンク品などいろいろ。このごちゃごちゃした雰囲気たまらなくいい。でも、JRが耐震補強工事にかこつけて立ち退きを求めてるってほんま?こういうところを残さんとあかんでしょ。どこもかしこもジェントリフィケーションばっかでイヤになるね。。

会場はモトコー三番街のイベントスペースOJB。なかに入り、階段を4段あがると、木の床になっている。天井がすごく高く、上からライトが吊り下がっていて、ロフトみたいなスペースに予備のドラムセットが置いてあった。高架下のため、電車が通るときにガタガタと音がする。

トップを飾るのは神戸の4ZUGARA。日本式欧州母国語PUNK継承者サメシ率いるスウェーデン語パンクバンド。かれらは前日にも京都のライブハウスNANOでライブがあったけど、ぼくは行けなかった。半年ぶりのライブだったらしい。見るの久しぶりだ。たしか6年くらい前のHOIST企画で初ライブを目撃して以来?サメシの暴れっぷりはあいかわらずだった(笑)。大きな体で飛んだり跳ねたり、奇声をあげたりしてて、いま書いてても思い出し笑いしてしまいそう。曲もいいから困る。一見の価値ありです。曲の終わりぎわにサメシがスウェーデン語(?)でなにか言うときの首の角度が好き。

お次は徳島のbows。1stアルバムでうならされて、早く見たいと思ってたバンド。やっぱりすごくかっこいい。びしびしと引き締まった演奏を見せてくれた。もしかして新曲もやってたのかな?

つづいて大阪/兵庫のSomething。3週連続で見てる。しかも京都・鳥取・神戸と、いろんな場所で。なんかSomethingの追っかけみたいなってるね。そのせいかメンバーの方から「今日の音どうやった?」と聞かれたけど、ぼくはよかったと思った。

そんで岡山のBig City。バンド名はThe BroadwaysのEPからとったのかな?ちがうか。日本語詞ありのイーストベイスタイルなメロディックパンク。めちゃくちゃしびれました。期待はしてたけどそれ以上に。

最後は今回のライブを企画してくれた神戸のThe Original Mixed-Up Kids。出演バンドのなかで唯一知らなかったバンド。とても若そうに見えた。キーボードありのパワーポップパンク?わからないけどこれはかっこいい。すてきなメロディーだ。

ライブ後、サメシが話しかけてくれた。前にやってたディストロで4ZUGARAの最初のCDをあつかったことがあるけど、それほど顔を合わせたことがないので、もうぼくのこと覚えてないかもと思ってた。そしたらちゃんと覚えててくれた。そのときのディストロの名前まで。うれしい、うれしい。ライブでは大暴れのサメシだけど、話してるときはすごく礼儀正しい。4ZUGARAのアルバム買ったぜ。7インチもつくる予定だって。楽しみ。

Big Cityの松田さんからBig CityとParkmatesのCDを買ったら、カップに入った燻製のナッツやチータラをつけてくれた。これは、松田さんがつくってきて、自分たちの音源とともに物販で売っていたもの。転換中にお客さんに「どうぞ」と配ってた。これがやたらうまい!

そしてまた3時間かけて帰る。途中でなかなかエモい気分になってきて、もらった燻製のナッツをポリポリと食べると、おいしくてあったかい気持ちになった。家に着いたらすぐに雨が降ってきた。