ざデいびすべいびー

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USのポップパンクバンドThe Davis Babyの4曲入りEPがBandcampで公開されている。CRUZ経由の特徴的なサウンドにとことん青いメロディー・コーラス。エバーグリーンという言葉をつい使いたくなるような。端的に言って最高。

The Davis BabyのFacebookの5月7日の投稿より

We did this little EP years ago for fun, it never got a physical release, but still it was rad to do this project with my old pal Kevin Carl from G-WHIZ, Joel Vega from my old band BEN GRIM & Jim Wadsworth who I played in THE JENNIFER ECHO with in Portland. Also Having Mark Arnold from BIG DRILL CAR play some guitar on the last track was a real treat! Download it for FREE! Share it with anyone who liked that late 80's early 90s pop punk!

 

(翻訳)数年前ぼくたちは楽しみのためにこのEPを作った。フィジカルでのリリースは叶わなかったけど、それでも、旧友であるG-WHIZのケビン・カール、ぼくの昔のバンドBEN GRIMで一緒だったジョエル・ベガ、そしてポートランドで共にTHE JENNIFER ECHOをやっていたジム・ワズワースたちとこのプロジェクトをやれたことは最高だった。それにラスト曲でBIG DRILL CARのマーク・アーノルドにギターを弾いてもらったのも本当に嬉しかった!フリーでダウンロードできるよ!80年代後期から90年代初期のポップパンクが好きだった人とシェアしてくれ!

 

Ben Grimはぼくの最も好きなバンドのひとつである。そのBen GrimとG-Whizのメンバーがタッグを組んだこのThe Davis Babyというプロジェクトがいつ始まったのかはちゃんとは覚えていないけど、具体的な形で動きを見せ始めたのは2011年以降だったか。お互いに離れたところに住んでいることもあり、当初よりライブ活動を目標とはせず音源を作ることを目指していた。発起人であるピーターとケビンを中心に少しずつ制作を進めるなかでジムやジョエルが参加してメンバーが固まったところで本格的にEP制作とリリースへ向けて動いていった。

このEPのラストを飾る曲である"Laid to Rest"が先行曲として最初に発表されたのは2013年12月のようだ。もうけっこう前やな。The Davis Babyとして初の曲であるこの名曲を聴いたときに期待とともに心躍らずにいられなかったのは言うまでもない。今でも聴くたびにわくわくさせられるもの。

The Davis BabyのEPに関してはバンドは長らくフィジカルでのリリースを目指していて、これまでいくつかの形でリリースの話があったようだけど実現していないことは残念ではある。Bandcampにこの音源が公開されたのは実は今回が初めてではなく、2017年にも一度アップされていたんだけどいつの間にか削除されてた。逆に削除されたってことでいよいよフィジカルリリースが間近になったとそのときは考えていたけれど。

たしかに針落とした7インチからこの曲が流れてきたらいっそう素敵だろうね。