どくとリィな

さみー。

スペインのアンダルシア地方のセビージャとヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(ヘレス)を拠点に活動するDoctrinaというバンドのデビュー作『Alimentar su final』を先日何の気なしに聴いたんだけど、これけっこう好きだった。

調べたらTentáculoGeneración Basura, Nadsatといったバンドを並行してやっているメンバーによる新プロジェクトということだった。Nadsatは以前の記事で触れたUltrasurfともスプリットを出してるよ。それぞれの音楽性についてごく大雑把に言えば、Tentáculoはロックンロールパンク的、Generación Basuraはハードコアパンク的、Nadsatはポストパンク的といった具合に少しずつスタイルは異なるけどどれもかっこいい。そしてこのDoctrinaではHüsker Düとかの影響が強く感じられるよりメロディックかつポップなサウンドを奏でている。しかもこれまで培ってきたものを土台にこれまた80年代パンク的な雰囲気がたまらない。

Doctrinaの8曲入り音源はメンバー自身が関わっているAndalucía Über Allesをはじめ複数レーベル共同で近いうちにフィジカル(LP)でリリースされるとのこと。